特殊車両のエアーダクト部品

概要・特徴

本製品はアルミ製のエアーダクト部品です。いわゆるアルミの製缶板金加工品です。
アルミの溶接板金加工とは？種類や加工事例についてご紹介！▶▶▶
製品の構成部品としては、12mmのフランジ形状部と裏面にあるパイプ形状部・ボディ部分となる曲げ板とリブ4部品で構成されています。
ポイントとしては2点あり、1点目は12mmのフランジ部です。規格品には存在しないサイズと形状であるため特注製作となりますが、機械加工で製造するとコストが高くつくため、12mmの板からレーザー加工により切り抜いて製造しています。（フランジ部の穴加工箇所にはヘリサートを挿入しています。）また2点目としては、ボディ部分の曲げ板とリブの溶接に加え、フランジ部とボディ部を溶接している点があげられ、特にフランジ部はt12mmでボディがt1.6mmで構成されているので溶接をする際に入熱量を考慮し、電流・電圧・パルス条件を調整し、ボディ部が溶けないように気を配りながらフランジ部の溶接を行っています。